【経営コラム】創業時に間違えると大損する14の項目!

少なくない創業者の方々が、知らないことでたくさん損をしています。また、損している事にも気づいていません。ご確認ください。

◆創業手続きについて

●1.【個人事業者で創業】VS【法人で創業】
個人事業者は、個人が無限責任を負うことをご存知ですか?
法人であれば会社がリスクからの防波堤になってくれます。

●2.【自分で税務申告】VS【税理士に依頼して税務申告】
税務申告は相当面倒で難解です。また、間違えた申告は後にリスクを伴います。金融機関の信用も低くなります。得策ではありません。

●3.【自分で法人設立】VS【司法書士に依頼して法人設立】
司法書士に依頼した方が安い(同じ)です。ご存知ですか?また、専門家に依頼すれば、定款なども正しく作ってもらえます。自分で手続きを行う理由が見当たりません。

◆資金調達

●4.【自己資金のみで開業】VS【創業融資を受けて開業】
成功確率は後者の方が圧倒的に高いです。過小資本は、その成功確率を著しく低下させます。

●5.【エンジェルからの出資で調達】VS【金融機関からの借入で調達】
エンジェル投資、このリスク、難しさ、ご存知ですか?設立初期には事業パートナー以外の株主を作らないようにしましょう。
増資は相応の株価を付けた後に行ってください。

◆値決め

●6.【安くたくさん売る】VS【高めで少し売る】
たくさん売る事の難しさを理解していますか?最初は少ししか売れません。たくさんではなく、少しの売上で黒字にできる価格設定を行ってください。
 
●7.【価格で競争する】VS【サービス・商品で競争する】
価格競争は強者の戦略です。創業者は絶対にやってはいけません。安さを武器にする、この打ち手は封印してください。

◆事業構想

●8.【儲からない事業を始める】VS【儲かる事業を始める】
半分以上の創業者は、そもそも儲からないことを始めています。上手くいかないことを始めてはいけません。始めようとする事業の将来性や収益性をよく考えてください。

●9.【一過性の売上を繰り返す】VS【継続的な売上を積み上げる】
積みあがる売上を最初から狙いませんか?積みあがらない事業では生涯苦労します。日々頑張れば積み上げられる事業を構想してください。

●10.【ありきたりな事業を始める】VS【独自性のある事業を始める】
事業の成否は、最終的には事業(商品やサービス)の良し悪しで決まります。売り方の上手下手は短期的な要因です。事業を磨き込んでください。

●11.【他人と同じようにやる】VS【他人と差別化する】
独自性が無いなら差別化しましょう。最初から差別化戦略を練って実行してください。その方法は学べばすぐに見つかります。

●12.【経営スキルは自分の頭で発明する】VS【経営スキルは存在する知恵を発見する】
我々が考えて思いつくことはほぼすべて解明されています。
発明ではなく発見してください。

◆働き方

●13.【頭を使わず時間と体をささげて働く】VS【勉強して知恵で勝負する】
どちらを選択されますか?体を酷使して働くより、頭を使って稼ぐ方をお勧めします。大半の創業者は前者で生きています。
後者を選択してください。

◆社長の仕事

●14.【重要で緊急な事】VS【重要で緊急でない事】
社長の大半は前者にしか時間を充てていません。後者に時間を十分充てることができれば、経営は自ずと上手く行くようになります。仕事の時間配分に気を付けてください。誰も指摘してくれません。

貴社の成功を祈念いたします。何でも相談ください。

※銀行融資プランナー協会の正会員である当事務所は、クライアントに『お金の心配をできるだけしない経営を行ってもらう』ための新しい機能(=金融機関対応を含む財務の機能)を持つことを宣言いたします。我々は、『税理士』ではなく、『新・税理士』です。遠慮なくご相談ください。

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