…第3次の申請締切日は令和6年5月20日です。
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等が、自社の強み・弱みを認識、分析し、生産性向上のためプロセスの改善と効率化に資する方策として、あらかじめ事務局に登録されたITツールを導入する事業者に対し、ITツール導入費用の一部を補助するものです。
通常枠の申請スケジュールについては、第3次締切日が5月20日、第4次締切日が6月19日と順次更新されています。
通常枠の概要をみておきましょう。
■補助の対象となる事業
補助の対象となる事業の主な内容は次のとおりです。
(1)日本国内で実施される事業であること。
(2)事務局が認定した「IT導入支援事業者」が登録するITツール(ソフトウエア等)を導入する事業であること。
■補助要件
主な要件は次のとおりです。
(1)日本国内で事業を行う中小企業・小規模事業者等であること。
(2)ITツールの導入により、労働生産性の伸び率の向上について、1年後の伸び率3%以上、3年後の伸び率9%以上(年平均成長率3%以上)となるよう、数値目標を作成すること。
(3)150万円以上の補助金を申請しようとする場合は、以下の要件をすべて満たす3年の事業計画を策定し、従業員に表明していること。
・事業計画期間において、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加させる。
・事業計画期間において、事業場内の最低賃金を地域別最低賃金+30円以上の水準にする。
(4)gBizIDプライムアカウントを取得していること。
(5)独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「SECURITY ACTION」の宣言を行うこと。
(6)gBizIDプライムを利用して、みらデジ事業者登録を行ったうえで、みらデジ経営チェックを実施すること。
※「みらデジ」は、中小機構が実施する中小企業・小規模事業者等の経営課題をデジタル化により解決することをサポートするポータルサイトです。
【みらデジホームページ】
https://www.miradigi.go.jp/info/240129_1/
■補助対象経費
ITツールの導入に係るソフトウエア費、導入関連費等が対象となります。
■補助率および補助金額
(1)補助率
補助率は対象となる経費の1/2以内です。
(2)補助金額
ソフトウエアが保有する機能の導入により、労働生産性が向上する、または効率化される業務プロセス(顧客対応、決済、会計、総務等)の数によって次の金額が支給されます。
・1プロセス以上の場合:5万円以上150万円未満
・4プロセス以上の場合:150万円以上450万円以下
詳しくは以下の事務局ホームページからご確認ください。
https://it-shien.smrj.go.jp/
〇補助金に関するご相談は銀行融資プランナー協会正会員事務所である当事務所にて承っております。お気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。